「北方型住宅ZEROとは」
道では、令和3年3月に「北海道地球温暖化対策推進計画(第3次)」を策定し、2050年「ゼロカーボン北海道」の実現に向け、様々な取組を行っています。
積雪寒冷である北海道では、暖房用の消費エネルギーが多く、住宅の省エネ化が重要となります。
また、北海道は広大であるため、気象条件等の地域特性も大きく異なり、積雪により冬季の太陽光発電が不利な地域が多い一方で、多様な再生可能エネルギーを有する地域もあり、その地域に適した脱炭素化の取組が求められています。
このため、ゼロカーボン北海道の実現に向け、高い省エネ性能を有する「北方型住宅2020」をベースに、更なる断熱性能の強化、再生可能エネルギーの活用、道産木材の活用などの脱炭素化に資する対策を地域特性等に応じて組み合わせる「北方型住宅ZERO」を創設しました。
<北方型住宅ZEROの目指す性能> 北海道地球温暖化対策推進計画(第3次)[改定版]における2030年度の温室効果ガス排出量削減目標である48%(対2013年度比)に向け、新築住宅では、現行省エネ基準の住宅と比較して約30%のCO2排出量削減(1棟あたり年間で約2tの排出量削減)を目指します。 |
「北方型住宅ZERO」の脱炭素化に資する対策
■北方型住宅ZEROで採用する脱炭素化に資する対策の設定について 次の項目のうち、一定のCO2排出量の削減効果が見込まれて、積雪寒冷な北海道で特に効果が期待される対策を設定。 (1)住宅で消費するエネルギーを定量的に削減する効果があるもの。(省エネ) (2)再生可能エネルギーの導入、もしくは創出したエネルギーの自家消費の拡大に繋がるもの。(再エネ) (3)森林等の二酸化炭素吸収源の対策に繋がるもの。(吸収源対策) ■北方型住宅ZEROにおけるポイントの考え方について (1)脱炭素化に資する対策に資する対策について、CO2排出量の削減効果に応じてポイント(※)を設定。 (※)1ポイント=0.1【 t / CO2・年 】の削減効果として設定。 (2)「ゼロカーボン北海道」の実現を目指して、「北海道地球温暖化対策推進計画(第3次)」における2030年の中期目標の達成に 寄与するものとして、10ポイント以上の対策を講じるものとする。 |
「北方型住宅ZERO」のポイント設定
【概要資料(PDF版)】
【北方型住宅ZEROの実績業者】
北方型住宅ZEROの建設に関わった住宅事業者をきた住まいるサポートシステムで検索‧発見!!
【詳細仕様について】
北方型住宅ZEROの詳細仕様について_PDF(1,833KB)
【北方型住宅ZEROのチェックリストについて】
北方型住宅ZERO_チェックリスト(75KB)
【技術解説書について】
北方型住宅技術解説書追補版(R6.1)_PDF(3,317KB)
【設計支援ツールについて】
【住まいのプラン集(南幌町みどり野ゼロカーボンヴィレッジ)】
【お問合せ】
北海道建設部住宅局建築指導課企画係 TEL:011-204-5577